『消えた初恋』 最終話 まとめ&感想

消えた初恋最終話

最終話

井田が気づいた「好き」という気持ち

目次

最終話 あらすじ

ざっくりとしたあらすじです。
ネタバレも含みます。

井田(目黒蓮)は、青木(道枝駿佑)と横浜でデートしていたところを見たというバレー部の仲間に、青木と付き合っていることを打ち明ける。そのことを知った青木は怒り、2人は別れることになってしまう。
点火祭の当日、井田はバレー部の練習試合へ向かい、バレー部の仲間に「青木と付き合っているというのは冗談だった」と伝える。しかし、井田の幼なじみ・豊田(望月歩)は井田の嘘を見抜く。

最終話のコトバ

やっぱり、ああいうのが普通だよな

うまくいったあっくんと橋下さんの様子を眺めてつぶやく青木の言葉。

やっぱり、ああいうのが普通だよな。

“普通”って言う時の青木は寂しそう。。

怖かったんだ。他の人に知られるのが。

井田のバレー部の仲間に頭を下げて「俺はもう井田と関わらないって決めたから。お前らは井田とこれまでどおり普通の友達でいてくれ」と頼んだ青木。
自分のことを真剣に心配してくれたのに気づかなったことを詫びる井田に返した青木の言葉。

お前のためだけじゃない。
怖かったんだ。他の人に知られるのが。

青木のそういう顔見るといつも胸が苦しくなる。

「好き」という気持ちがよくわかなかったが「俺、青木がちゃんと好きだ」と気づいた井田の言葉。

お前の反応が見たかっただけなんだ。
お前が…照れたり焦ったりしてるのかわいいから。
青木のそういう顔見るといつも胸が苦しくなる。
ただの友達とは思えない。

つまり、お前が好きなんだ。

これが井田の答えだ!

そう来たかあ~~

いいだろ。みんなと一緒じゃなくたって。

最後、イルミネーションを眺めながらカバンから食べかけの板チョコを出す井田。
「普通はみんなケーキとかもっとクリスマスっぽいの用意するのに」と言う青木への井田の言葉。

いいだろ、みんなと一緒じゃなくたって。

「そうだな」って言えた青木に感動。

青木、成長したね。

最終話 メモ

同じことをしていた青木と井田

青木のことを守るために、豊田たちバレー部の仲間に「青木と付き合っていると言ったのは冗談」と初めて嘘をついた井田。
その前に青木はバレー部の仲間の元を訪れ「俺はもう井田と関わらないって決めたから。 お前らは井田とこれまでどおり普通の友達でいてくれ」と頭を下げたという。

豊田は「浩介が青木のために嘘ついたみたいに、青木も浩介のために必死だったんだよ」と教えてくれました。

相思相愛。。

泣ける~~

感想:「みんなと同じでなくてもいい」という魔法のコトバ

「深夜・ジャニーズ・BL(ボーイズラブ)」というとっつきにくい要素満載なドラマだと思いながらすっかりハマり、素敵なラストシーンが見られて感無量でした。

この最終話と第8話は本当にオススメで、老若男女すべての人に見てもらいたい!!

高校2年生の青木と井田がたどり着いた結論、「みんなと同じでなくてもいい」って魔法のコトバだと思います。
最終回で青木は「普通」という言葉をよく使っていました。
「普通は〇〇だろ」と言う時の寂しそうな目に、見ている方は「普通なんて無いよ!」と言いたくなります。
そして、誰でも同じなんだということに気づくのです。

普通は毎日会社に行くべきだけど、行けない私は変だとか。
普通は子供がかわいいって思うはずだけど、かわいいと思えない私はおかしいとか。
普通は学校へ通うべきだけど、通えない私はダメなんだとか。

「普通」になれない自分を責めて落ち込む青木の姿に、「普通なんてない」「君は悪くない」「落ち込む必要はない」と言いたくなります。

両想いとなって嬉しそうな青木と井田の未来はどうなるんだろう?
「普通なんてない」と言っておきながら恐縮ですが、彼らが望む人生を普通に選択できる世の中にせねば。
みっちーとめめのためならば!!と思ってしまう40代の私です。

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